物語の始まりはいつも彼女だった…

都合ヨケレバカケ ワルクテモカケ

権藤です

作家にとって、「書き出し」ほど神経を使うものはありません。
ある人にとっては、書き出しが全てです。どんなに面白い構想があっても書き出しに失敗すればどうもしっくりきません。逆に何も考えてない時でも、書き出しがうまくいけば、自然と筆が進むものです。

かの名作「走れメロス」も書き出しが、
        「メロスは激怒した」
                  だからインパクトがあるのです。

仮に「走れメロス」の書き出しが
        「メロスには政治が分からぬ」
                   だった場合、間抜けです。


因みに、ミステリーのなかで最も素晴らしい書き出しは、
「都合ヨケレバコイ ワルクテモコイ」(シャーロック・ホームズ)
だと私は勝手に信じています。

こう書かれれば、ワトソンとしては事件に巻き込まれざるを得ないからです。



これと同じくらい有名な書き出しは

「きゃーーーーー」でしょう。
本当にこういう書き出しでスタートしているミステリーにはなかなか出合えませんが…。
叫び声をきくだけで①事件である、②おそらく人が死んでいる、③近くで死んでいる、という3つの事実が分かり、否応なく巻き込まれます。


そして、多くの場合叫ぶのは女性です。
しかも若い女性です。頑張れば萌え声もだせそうな女性なのです。


今回紹介する人物「観光客1」も女性でした。
そしてやはり頑張れば萌え声が出せそうな女性でした。
彼女は例にもれず叫びます。
物語の始まりをつげるべく叫びます。



「きゃーーーーーー」


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     観光客1(CV:秋庭里美)
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by nabegen-itakotan | 2013-09-27 20:00 | キャラクター  

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