正統派主人公

ミステリー小説とは死ぬことと見つけたり

権藤です。

前回の阿賀澤先生のときにかなり愚痴ぽくなったのでモードを戻しました。
冒頭の一文はとても当たり前なフレーズですが、当たり前の中にこそ真実があります。

世の中には奇をてらったミステリーが蔓延しています。
それが当たることもありますが、多くは日の目を見ません。
実は王道・正統派と呼ばれるミステリーにこそ、目からうろこの発見があったりします。

そういう意味で今回紹介する「工藤和彦」さんはまさに刑事物の正統派主人公といえましょう。

まず第1に青臭い
刑事になって日も浅く、まだまだ正義感を真っ正直に持ち続けている感じ。
これこそ正統派主人公です。

第2にヒロインに恋をする
もはや、トレンディードラマの要素とも言えますが・・・。
「ミステリーやサスペンスに色恋沙汰はいらない」なんてお固いことをいわない。
分かりやすくヒロインに恋をする。しかも周りにバレバレなのに、本人はばれてないと思っている。

第3に基本推理が苦手
刑事物といわれる主人公の刑事は勘は悪くないのに最後までは詰め切れない。
大体の場合、周りのアドバイスで成り立っている。突き詰めればもはや最後は自分で推理していない。

第4にどこか公務員ぽい落ち着きがある
若手で情熱があるわりに見た目とかが落ち着いていて、環境変われば公務員といって差し支えないオーラを出している。具体的にいうなら県庁所在地の市役所職員的な雰囲気を…感じ取れないでしょうか?

そんな正統派主人公の工藤刑事ですが…。
ちょっと優柔不断なような気配も感じさせます。
これもまた、葛藤を描くためには重要な要素ではあるのですが。

あと、この手に主人公は女性の尻にしかれることが多いような気がします。
駆け落ちとか…家族(特に姉妹)の反対押し切って結婚とか…。
それ自体が定番といえば定番の設定なのです。
年をとると現場で「うちのカミさんがね~」なんて言い出すタイプのあれです。


そんな正統派主人公の活躍が見逃せない
ラジオドラマ『イタコ探偵工藤よしこの事件簿スペシャル』をお楽しみに!!!


・・・・・・・・あれ?
工藤よしこの事件簿??


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   工藤和彦(CV:佐藤宏之)
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by nabegen-itakotan | 2013-09-27 22:25 | キャラクター  

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